花田菜々子がアプリで出会った人に本を勧めた実録小説はページをめくるのが苦痛

 

花田菜々子さんをご存知ですか?

私はお名前もご本人も知りませんでした。
でも、本は見たことがありました。

そして、本のタイトル見て避けてました。

なんか中身がなさそうだし軽そうって。

 

花田菜々子がアプリで出会った人に本を勧めた実録小説はページをめくるのが苦痛

花田菜々子さんには申し訳ないけれど、
勝手に内容を判断して避けてきた小説が、

 

『出会い系サイトで70人と実際に会って
その人に合いそうな本をすすめまくった
1年間のこと』です。

 

では、実際に読んでみてどうか?というと、
これが苦痛で仕方がないのです!

 

sayaka
避けてたのに読むようになった成り行きは、後述の「花田菜々子がアプリで出会った人に本を勧めた実録小説を買う気になれないあなたへ」をお読みください

 

いつもなら、小説のページをめくる時に
形容しがたい喜びやワクワクを感じます。

 

どんな展開が待っているのだろう?
どんな世界が広がっているのだろう?
次のページは?その次のページは?

 

ドキドキ・ワクワク・ソワソワ…って。

 

けれど
花田菜々子さんのこの本は違います。

 

ページをめくることが、
ひたすら苦痛なんです。

 

だって、1ページめくる度に、
小説が終わりに近づいてしまうのですから。

 

「早く続きが読みたい!」
「でも終わりに近づいてしまう!」

と、これまでの小説では感じたことのない
苦痛を感じながら読みました。

 

小説が終わりに近づくことを心配する程
のめり込む小説の、おもしろい理由を上げる
のは野暮な気がします。

 

それでもお話してみると・・・

 

出会い系アプリで出会った相手との
実際の体験が具体的に描かれているため、
この小説からは温度や音が伝わります。

 

目の前で、その時の様子が再現されている
かのようなリアリティを感じるので、
小説の世界に自分も一緒にいるかのようです。

 

だから、目の前にいる人に、
目の前で繰り広げられる展開に、
どんどん惹きこまれました。

 

・・・

 

本を紹介していく話と交錯しながら、
花田菜々子さんの人生における苦悩や葛藤、
不安、決意も描かれています。

 

それはまるで2つの小説を同時に読んでいる
ようで、不思議なわくわくがあります。

 

花田菜々子さんが人生と向き合う姿に、
自分と重ね合わせて当時を追体験したり
彼女が選択する道に対して興味を持ったり

人生の岐路を味わえる・見れることが
純粋におもしろいです。

 

花田菜々子がアプリで出会った人に本を勧めた実録小説の内容は?

花田菜々子さんのデビュー作である
『出会い系サイトで70人と実際に会って
その人に合いそうな本をすすめまくった
1年間のこと』は実体験を元にした小説。

 

内容を簡単にまとめてみると・・・

 

家を飛び出し、宿無し生活。
夫との不仲、家なし、仕事の情熱減少と、
どん底人生を歩みはじめた花田菜々子。

 

そんな花田菜々子がふと思い立って登録
したのが、出会い系サイト「X」だった。

 

出会い系サイトの登録時、
悩み抜いて決めたプロフィールは
「今のあなたにぴったりな本を一冊選んで
おすすめさせていただきます」とした。

 

出会い系アプリで出会う人たちは、
これまで出会ったことのないような人ばかり。

 

アクの強い相手も多くいたが、花田菜々子は
「その人にぴったりの」本を紹介し続けた。

 

花田菜々子がアプリで出会った人に本を勧めた実録小説を買う気になれないあなたへ

花田菜々子さんの『出会い系サイトで70人
と実際に会ってその人に合いそうな本をす
すめまくった1年間のこと』という小説。

 

どうしても買う気になれない!
と思っているかもしれませんね。

 

その気持ち分かります♪

 

どうしても買う気になれない!
そもそも手に取る気になれない!
という頃が私にもありました。

 

本をすすめる」という部分をすっ飛ばして
「出会い系サイト」「まくった」という単語
を見ては、眉間にしわを寄せていたんです。

 

品がない。中身が薄い。
そんな風に感じていました。

 

それに、ポップすぎる装丁も軽い感じがして、
なんとなく遠くから眺めるだけの本でした。

 

 

花田菜々子さんの本を遠くから眺めている
だけだった私ですが、数日後、この本を買う
ためだけに本屋さんへ行くことになります。

 

先日、大大大好きな作家さんの
トークショーに参加しました。

 

トークショーは作家・校閲・書店の立場から
の話を聞けるというもので、それぞれの立場
の3人の女性がトークを繰り広げていました。

 

そして、書店の立場から話をしていたのが、
花田菜々子さんでした。

 

私は、花田菜々子さんが、「書店員」である
ことしか知りませんでしたので、

 

あの遠ざけたくなるタイトルの、あのポップ
すぎる装丁の、本の著者さんだと知ったのは
帰宅後でした。

 

トークショーで花田菜々子さんのお人柄に
惹かれていた私は、お人柄と本のギャップに
とてつもなく本を読みたくなったのでした。

 

おわりに

花田菜々子さんのデビュー作となった
こちらの本は、2〜3日で読了できます。

 

それは、読みやすいというよりは、
読み進めたくなっちゃうからあっという間に
読み終わっちゃう!という本。

 

 

『出会い系サイトで70人と実際に会って
その人に合いそうな本をすすめまくった
1年間のこと』

花田菜々子/著

 

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出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと [ 花田 菜々子 ]

 

くるみ
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