この記事の内容
“さんずいに殿”と書いて澱粉(デンプン)
澱粉(でんぷん)のみで作られた、王子稲名物のくず餅を頂きました。
頂いた時、説明書に書かれた「澱」の字が分からなくて調べたので、そのままタイトルにしちゃいました。みんなは読めるものなのかな?
“さんずいに殿”と書いて、「おり」「よど」「よどむ」「どろ」「デン」「テン」って読むそうです。
王子の老舗のくず餅を頂きました。
「石鍋久寿餅店(いしなべくずもちてん)」さんは、100年以上も続く老舗の甘味どころです。
久寿餅、あんみつ類、酒まんじゅう等を、明治から変わらない製法で作られています。
こちらの、くず餅は、とてもこだわった製法で作られています。
小麦から澱粉(でんぷん)のみを分離し、2年の発酵を経て、水晒し(みずさらし)したものを蒸し上げて調製しているそうです。無添加で消化が良く、ビタミンEなども温存されているとのこと。
店舗でも食べられるので、北区の観光名所、飛鳥山、王子神社、王子稲荷神社、名主の滝の帰りに寄られるお客様が多いようです。
最近は、とろとろっとした食感のくず餅が多いので、石鍋久寿餅店さんの、しっかり・どっしりとした食感に懐かしさを感じました。
まだまだ寒いので、熱い緑茶が良く合いました。
澱粉を使った王子のくず餅を頂きながら母といろいろお話。
澱粉を使った王子のくず餅を頂きながら、母と話をしました。
これからの仕事のこと、これからの人生のこと・・・お互いに、報告したり、相談したりしながら、じっくりと話しました。
美味しいお茶菓子があると、自然と会話も弾みます。
気がつくと4時間も経っていて、2人でビックリ!しました。
今は、こんなふうに、母といろいろ話ができるようになりましたが、1年前までは、まったく話すことができませんでした。
話をしたら反対されるかな?話をしたら怒られてしまうんじゃないかな?という気持ちが先行してしまい、自分のことを話そうと思えませんでした。
母との関係は上下の関係ではなくて、横の関係
私にとって、母の存在は大きく、絶対的な存在でした。
私の真上に母が存在しているようなイメージです。
でも、その関係が、今は違います。
私の横に母が存在しているようなイメージです。
どちらが上とか下とかではなく、同じ人間として横に並んでいるように感じています。
母と横に並ぶような関係になれる日がくるなんて、1年前の私は、想像できませんでした。
世間から見れば経済的に不安定な活動・・・大きな絵を描くことを通じて、海外の子どもたちの夢を応援する「世界あおぞらお絵かき」の活動を、母はいつも応援してくれています。
第1回開催の際には、一緒にスリランカに来て、サポートしてくれました。
家族からの応援があるだけで、こんなにも頑張れるのかと自分でも驚くくらい、母からの応援に日々支えられています。
母と一緒に作り上げた「世界あおぞらお絵かき」の様子はこちらです。