こんにちは。森田さやかです。
今回は、私のメモ癖についてのお話をしてみようと思います。
美術館へ行った時のメモ
メモのススメ
私がいつも持ち歩いている物、それは、ペンと紙です。
いつでもメモが書けるように持ち歩いています。
ちなみに、いつも持ち歩いているからといって特別な物ではありません。
ペンはコンビニでも売っている3色ボールペンですし、紙はcampusのルーズリーフだったり手帳の付属だったりと何の変哲も無いシンプルなものを使っています。
メモをするようになったきっかけ
カフェや自宅はもちろん、美術館の中、電車の中、道を歩いている時・・・私はいつでもメモをします。
「なんだかいつも書いてるよね!」と友人から言われるほどです。
そんなメモをすることが癖づいている私ですが、実はちょっと前までは、全くメモをしない派でした。
メモをしない派だった頃の私
読書をしていて素敵な表現を見つけても、響くメッセージに出会っても、アイディアを思いついても、以前の私は一切メモしませんでした。
というのも、私の中に変な持論があったからです。
その持論というのは、「時間が経って忘れる言葉やひらめきなら結局それだけのこと。時間が経っても忘れることのない言葉やひらめきこそ真に大切にするべきこと。」というものです。
(うふふふっ。なんだか、それっぽい持論ですよね?)
でも、そんな持論を持っている私の考えを180度変えたのが、彼です。
メモしない派の私がメモするようになったきっかけ
メモしない派だった私の考えを180度変えた私の彼は、超メモ魔です。
本を読んで気づいたことがあればメモ。
話の中で気づいたことがあればメモ。
私がふと彼を見ると、その度にメモをしています。
彼がいつも持ち歩いているメモ帳とペンをこっそり隠し撮り
例えば、私が銀行ATMに寄っている間に立ちながらメモしていますし、カフェで私がトイレに席を立っている間にメモしています。
雨が降りそうな日に、カバンの中に折り畳み傘を忍ばせ忘れたとしても、ペンとメモ帳は持ってきています。
何も持たずにデートする日に、スマホを家に置いてきたとしても、彼のズボンのポケットにはペンとメモ帳が入っています。
そんな超メモ魔の彼の姿に、最初は「よくやるなぁ〜」と思っていました。
メモを書くって、やっぱりちょっと面倒な部分もありますしね。
ところが、いつしか私も「ちょっとメモを書いてみようかな」と思うようになりました。
メモを書いている彼の姿が、なんだか楽しそうだったからです。
メモを書くようになったら、何か発見があるかも!という自分への期待もありました。
こうして、私もメモをとるようになっていきました。
メモのススメ!メモ派に転身して気づいたこと
メモ魔の彼と一緒にいる中で、メモしない派だった私がメモ派に転身したわけですが、「やらない」から「やる」に変わったことで気づいたことがあります。
それは、言葉やアイディアは、書き留めないとこぼれ落ちてしまうということです。
つまり、こぼれ落ちてしまうことが前提だということです。
こぼれ落ちずに残った言葉やアイディアこそが大切にすべきものなのではないのです。
そもそも人は大切にすべき言葉やアイディアであっても、こぼれ落ちてしまうのだから、書き留めることが大切なのです。
メモ派になったことで、1年前に書き留めた言葉に、今、救われることがあります。数ヶ月前に書き留めたアイディアが、今、さらに魅力的なものとなって誰かの役に立つことがあります。
メモは、過去の私がくれる今の私へのプレゼントなのではないでしょうか?