「パートナーシップ講座やればいいのに。」
「2人の様なカップルになりたいの。」
「2人は私の憧れなの。」
って、言われることが多くなしました。
私と彼との関係性に憧れてくれる人がいるって、とっても嬉しいなって思います。
だけど、そんな私も、ちょっと前までは、パートナーシップを築くことがすっごく下手っぴでした。
イライラを八つ当たりする。
不機嫌になると連絡を全くとらなくなる。
注意を受けたら黙る。
喧嘩をしたら「やっぱりこの人とは合わないから分かれた方がいいかも」って考える。
・・・う〜ん。自分で書いていても最悪な彼女だなって思います。
でも、いま上げた4つとも、以前の私がパートナーにしていたことです。
しかも、10年間も。
けれど、こーんなダメダメなパートナーシップをとってしまっていた私でも、意識の方向を変えたら、変われたんです。
パートナーシップを上手に築くことができない原因はいろいろあるのかもしれません。
ご両親の仲が悪い環境で育ったからとか、
大切な人に裏切られた経験から一定の距離をとった関係しか築けないとか、
良いパートナーシップを築く自信が持てないとか・・・。
私もパートナーシップが上手に築けない原因をずっと探していました。
過去のあの経験があったら、私は上手にパートナーシップが築けないんだ。
私は、そもそも生まれながらにしてパートナシップを上手に築けないタイプなんだ。
って思っていました。
でもね、私は、パートナーシップが上手に築けない原因を探すことをやめました。
そして、不思議なことに、原因探しをやめたら、ちょっとずつパートナーシップを上手に築けるようになったんです。
私からの提案です。
もしも、パートナーシップが上手に築けないって悩んでて、
そんな自分が嫌だな、変わりたいなって思ってて、
さらに、過去の原因や体験、自分自身の性格に、パートナーシップが上手に築けない原因があるかもと思ってたら、
・・・1回だけ、原因を探すことをやめてみませんか?
原因を探す方に意識を向けるのではなくて、行動を変える方に意識を向けてみるんです。
パートナシップでうまくいっていないことがあれば、
ちょっとでもいいから、これまでとは違ったことをしてみよう!というかんじです。
調べてみたところ、
「うまくいっていないことがあれば行動を変えてみよう」という考え方は、
ミルトン・エリクソン医学博士の心理療法として「ブリーフセラピー(短期療法)」で使われているやり方なのだそうです。
行動を変えることに意識を向けるんです。
今を起点に、これからどうしようか?という未来に意識を向けるんです。
行動を変えるというと、つい難しく考えてしまうと思います。
でも、小さな小さなことでOKです。
1)直ぐにできること
2)これならできそう!って思えること
3)やってみよう!と思えること
この3つのポイントを参考に、行動を変えてみて下さい。
私も、本当に小さな小さなことからスタートしました。
不機嫌になった時、全く連絡をとらなくなるんじゃなくって、
「怒り」の顔文字だけを、メールしてみる。
とかね。
本当に小さなことだけど、
それでも、ちゃんと、私はなりたい私になれました。
パートナーシップが上手になれた!!
と胸を張って言えるくらいに変われました。
1本、道が違っただけで全然違う所へ着くのと同じように、
たとえそれが、小さいと感じる変化でも、結果は大きく変わってくるって思います。