『100円のコーラを1000円で売る方法3』永井孝尚の付箋ページ

本を読んでいて、私が付箋をつけたページをご紹介しています。 

付箋のページ-01 

本日の1冊:『100円のコーラを1000円で売る方法3』 著者・永井孝尚

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内容:ベストセラーシリーズ最後のテーマはイノベーション。イノベーションとリスクに挑戦しろ。国内大手ライバル・バリューマックス社との市場競争を生き抜いた宮前久美と駒沢商会だったが、ついにグローバル企業が襲い掛かる。しかも、そのトップはかつての仲間であり師匠でもあった与田だった。彼女は「新たな成長となるイノベーション」を起こすことができるか?
 

『100円のコーラを1000円で売る方法3』の付箋ページ

 
ユーザーの要求レベルはおそらく世界でいちばん高い。日本のユーザーは妥協しません。
その要求に対して、企業は個別に応えようとしている。
だから高コスト体質になってしまっているし、日本向けにカスタマイズされすぎてグローバル展開できない。
日本独自のiモードが世界に受け入れられなかったのはその典型です。
日本人はよく”ガラパゴス現象”と呼びますが、その根本原因はここにあります
*****
ユーザーは洗練されていて、要求レベルは世界一高い。
だからこそ魅力がある


短い言葉だけど、心が震えるような言葉だなって感じました。
かっこいい!こんな言葉を言われたいし、言ってみたい!と感じた1文です。
英語だからより心の深い部分に届きました。
 
 
why don’t we change the world together?
(世界を一緒に変えませんか?)


スピーディに成長しているグローバル企業は、個別カスタマイズ版をつくりません。
 
アップルもアマゾンも、一見すると、iPhoneやiPad、KIndleなどの製品を売っている会社に見えます。
しかし、実態は、製品とサービスが一体化した”サービス製造業”です。
つまり、ハード本体はノー・カスタマイズで、サービスと一体化した世界共通仕様の単一製品を世界に供給しているわけです。
グーグルやフェイスブックなど、グローバルで覇者になったサービスはすべてそうなっています


私が信頼しているコンサルタントが「何を買うかではなく、誰から買うかが大切な時代」とおっしゃっていました。
その考え方と重なる部分が多く、更に、私が携わっているプロジェクトの皆さんにも共有したい内容だったので付箋を貼りました。
 
 
情報がどんどん増加して、ものすごい量の情報が流れている。
そのうち、実際に人間の頭に入るのはどのくらいか
 
世の中に流れている情報の0.004%しか認識されていないと言われている
 
企業が一所懸命に情報を流しても、そのうち99.996%はスルーされている。
消費者が認識するのは、世の中にある情報の2万5000件に1件だけ。
広告メッセージだけでも。1人当たり1日3000件届いているという情報もある。
そんな状況でも、ちゃんと消費者に届く情報もある。
何だと思う?
 
友人や信頼できる仲間、趣味が同じ人の話なら、誰だって喜んで聞く。
直接知り合いじゃなくてもツイッターやブログの発言で共感できる人のおすすめなら、気になるはずだ。


説得の時代から共感の時代へ


無料でも儲けが発生しているサービスは世の中にたくさんあります。
どうして成立するんだろう?と私が普段から疑問に感じていたビジネスモデルについて書かれていたので付箋を貼りました。
物事に対して、別の角度から見ることの大切さを改めて感じた内容です。
 
 
ガンジーネット(本書に登場する架空の無料会計ソフトを提供している会社)は顧客の支出明細のデータを通じて、顧客の購買パターンと購買先をすべて把握している。
そのうえで、膨大な購買先パートナーネットワークを活かして、広告の形で最適な購買先を提示してくる
 
はたから見ていると、ガンジーファイナンスに出るのは単なる広告に見えます。
でも、じつは、そのユーザーがよく買うものについて、市場の中から最安値が表示されている
だって、会社の支出は100%会計データとして記録されている
しかも、購入時期や購入先、単価などの購買パターンも完璧に把握できている。
この会計データを分析して、必要な時期にいままでの購入価格よりも安い価格で提示すれば、ユーザーはかなりの確率で購入します。
コスト削減できるのだから当然ですよね。
その購買額のうちの数%を購買元から購買手数料として得ています
*****
入り口のサービスを無料で提供しつつ、別のところでお金を儲けるビジネスモデル
基本的には無料で使えるけれど、ヘビーユーザーになるとお金を取るサービス
たとえば、ニコニコ動画やエバーノートのプレミアム会員がそれです
 
グーグルだって、検索はタダでできるけれど、検索結果に連動した広告を出して広告主からお金をもらって儲けているから、フリーミニアムに近い
*****
ガンジーネットの実態は、会計ソフト会社なんかじゃありません。グローバルなスケールメリットを追求する、法人購買代行ビジネスなんです。
単なる無料の会計ソフト会社だと考えていたら、本質を大きく見誤ります。


私が携わっているプロジェクトや、私自身が提供しているサービスは、本当にお客様から求められていることなのだろうか?
自己満足のサービス過多になってしまっているのではないだろうか?
と改めてプロジェクトやサービスを見つめ直すきっかけとなった内容です。
 
 
お客様に提供している性能や機能が、お客様が必要とする以上のものになってしまっている
それがオーバーシューティング
*****
オーバーシューティングというのは、企業にとっては、実に心地いいものなの
だって、顧客のあらゆる要望に余裕で対応できるし、これといってめぼしい競争相手もいない。
売上も多いしビジネスも順調。


みんな、日本が停滞しているのはバブルの崩壊やデフレ、少子高齢化のせいだと言っているけれど、原因はそれだけじゃない。
日本全体がオーバーシューティングの状況に陥って、イノベーションが起こせなくなっていることが根本的な問題


本来はオーバーシューティングとイノベーションについての文章ですが、私の生き方に対して問題提起しているように感じ、深く考えさせられた文章です。
 
 
失敗を恐れず、みずからのリスクを取って新しいことに取り組まなければ、イノベーションなんて起こせない
評論家みたいに言いたいことだけ言って、行動しない。
守りに入って、新しいことにチャレンジしない。
目の前の仕事をひたすらにこなすだけで精いっぱい。
それでは未来は開けない。


交渉の成否を握る考え方としてBATNAを紹介しています。初めて知る考え方だったので付箋を貼りました。
 
 
BATNA・・・Best Alternative To Non-Agreement = 交渉が成立しなかった場合の次善策
交渉は強いBATNAを持っているほうが勝つ

 

『100円のコーラを1000円で売る方法3』の魅力

私は、1も2も読んでいませんが、3からでも十分、理解できましたし、楽しめました。
これまでの考え方や、従来のやり方にとらわれることなく、柔軟に物事を捉えたり、
視点を少し変えるだけで新しく見えてくるものがあることを学びました。

架空の企業や登場人物を通じて、マーケティングやビジネスを楽しく学べる点と、
実在するグーグルやくまモンについても言及されているので、現状に落とし込んでより理解が進む点が、
本の内容をスムーズに理解できる理由の1つだと感じました。

 

おわりに

『100円のコーラを1000円で売る方法』の存在は知っていましたが、ずっと読まずにきました。
ところが、先日、「この本、おもしろいよね」と彼が話してくれたことをきっかけに、読んでみたいかも!と思い手に取りました。
イノベーションというと難しいイメージですが、軽い気持ちで手に取った私でも分かりやく、楽しく読み進められました。

 

■ 本日の1冊:『100円のコーラを1000円で売る方法3』著者・永井孝尚

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